感想・印象など
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金木犀の香りがほのかに漂う中、入間市指定無形民俗文化財の「上谷ヶ貫の獅子舞」に出かけた。「上谷ヶ貫」は「かみやがぬき」と読む。この獅子舞はけっこう古く、八幡神社の社伝によると室町時代の文和年間(1352-1356)に神事として宇佐八幡宮から伝えられたとされている。現在の獅子頭は、何代目かは不明だが、江戸時代の文政年間に集落の比留間要吉という人が3年がかりで作ったものだとのことである。この獅子舞は2003年にはドイツでの公演も果たしている。私はいつものようにかなり早めに現地入りしたため、保存会の方に声を掛けて獅子頭を撮らせてもらい、こちらの獅子舞のことを教えていただいた。写真にも写っている天狗(猿田彦命)の面および白式尉の面およびひょっとこの面は八王子市の能面師の滝澤良一さんという方から寄進された物だということである。西光院で舞った後、八幡神社に移動して舞い、再び西光院に戻って舞い千秋楽を迎える。三匹の獅子・ささらの他にも、金棒・母衣背負い(ほろしょい)・棒術使い・猿田彦命(道案内の神または天狗の神)なども登場する。ここでは獅子は大太夫・小太夫・雌獅子とは呼ばずに、「太郎獅子」・「次郎獅子」・「女獅子」と呼ぶ。宿の前に集合すると一行は、金棒の男児を先頭に寺の脇の階段を上り、寺庭の外側をひと回りした後、寺庭に戻る。ここでは多くの子供たち(小学生)が参加していて、いろいろな役柄を与えられているが、その衣装の色合いが鮮やかだった。
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