感想・印象など
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朝7:00頃から始まるということで朝5:00頃自宅を出て秩父方面に向かった。秩父の市街地を抜け、初めての道をしばらく行くと、「のどかな山里」にたどり着いた。「このあたりだろう」というところに停車して辺りを見回すと幟(のぼり)が目に付いた。「長留」は「ながる」と読む。獅子舞の一行はまだ朝もやが残る秋のひんやりした空気の中、「宮参り」に出発した。「宮参り」では氏子区域内の祠や堂など数ヶ所で「幣掛り」または「花掛り」を舞う。半紙で作った「たてがみ」を振り乱しての舞いと、身体を反った状態での「決めのポーズ」は、どこか「歌舞伎」をイメージさせるものがある。「花笠」は男性2名で行っていた。ここでは三匹の獅子を「先獅子」・「中獅子」・「後獅子」と呼ぶ。獅子の持つバチは細くて長めに見える。最初に民家の前で舞って、家人に歓待を受ける。私たち部外者もお茶や煮物や赤飯などをご馳走になった。 |