No.43 2008/10/26 埼玉県入間郡越生町 梅園神社のささら獅子舞(4)


感想・印象など

「獅子宿」から戻って来ると「はいおい(蝿追)」が塩を撒き舞庭を清める。この後行われる真剣を使った「白刃」の安全を祈願するためである。先にも書いたが、ここの獅子舞では「白刃」の中で行われる「三番叟」が一番の見所とのこと。「三番叟」は能や歌舞伎の翁の舞のひとつで動きが他の獅子舞にはないものである。普通は「白刃」もしくは「太刀掛り」といえば2匹の雄獅子が刀(真剣または模造刀)を咥えて行うのだが、ここではさらにその後に女獅子が真剣2本を雄獅子から取り上げて勇壮かつ優雅に独特の足運びで舞いながら紙で作った「たてがみ」を切り落としたりする。ここでは雄獅子たちが主役ではなく女獅子が完全に主役の座を奪い取る。争いばかりを繰り返す雄獅子たちに嫌気が差して、このまま争いを続けるなら「女の命」の髪(獅子なのでたてがみ)を剃り落とし「尼寺に行ってしまうぞ」というパフォーマンスだという説明だった。





サムネイルをクリックすると640*425ピクセルのサイズでご覧いただけます。

 
 
 
DSC_8518
 
DSC_8521
 
DSC_8531
 
DSC_8543
 
 
 
DSC_8558
 
DSC_8569
 
DSC_8603
  DSC_8614
 
 
 
DSC_8617
 
DSC_8622
 
DSC_8624
 
DSC_8630
   
 
DSC_8640
 
DSC_8647
 
DSC_8652
 
DSC_8657
   
 
DSC_8663
 
DSC_8685
 
DSC_8699
 
DSC_8701
   
 
DSC_8705
  DSC_8714  
DSC_8715
  DSC_8720
   
 
DSC_8735
  DSC_8736  
DSC_8737
  DSC_8756
   
 
DSC_8757
  DSC_8758  
DSC_8780
  DSC_8781
   
 
DSC_8783
  DSC_8785  
DSC_8796
  DSC_8800
   
 
DSC_8801
  DSC_8838  
DSC_8860
  DSC_8939

inserted by FC2 system